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チェット・ベイカーの映画「ブルーに生まれついて」が公開されましたね!

time 2016/11/27

チェット・ベイカーの映画「ブルーに生まれついて」が公開されましたね!

チェット・ベイカーの映画と言えば、本人出演の自伝的フィルム「レッツ・ゲット・ロスト」があります。

 

当時はDVDではなくVHSを借りて見たというのも時代を感じさせます。

 

冒頭3:00あたりから2人の女性を両サイドに抱えて、これがチェット・ベイカーのモテっぷりか!?と思ったものです。

 

演出かもしれませんが、モテモテだったチェットですから当然あったシチュエーションでしょうね、羨ましい(笑)

 

 

映像を見てもらうと分かりますが、晩年のチェットの枯れ具合が何とも言えない味わいを出しています。

 

クスリの影響なのか分かりませんが、60歳手前にしてかなり老けている印象が・・・。

 

でもカッコいいんですよね。動画は英語なので内容が分からないですが、BGM代わりにでも流してみてください。

 

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映画「ブルーに生まれついて」について

英題「Born to Be Blue」は1950年代に活躍したチェットの栄光と、クスリによってもたらされた破滅、そしてそこからの復活を描いたノンフィクション・ドラマです。

 

チェットの活躍は前期と後期があると個人的には思っていて、それはクスリ代の支払いが滞りギャングによって歯を折られ、演奏活動を中止せざるをえない状況になるのが境です。

 

もちろんそれ以前もジェリー・マリガンとの出会いやラス・フリーマンとのグループ結成、LAからニューヨークに移ったり、クスリの問題でアメリカ当局の目から逃れるためヨーロッパに渡ったりと、これだけでも映画が作れるくらいの物語がある。

 

それでも、この暴行によって歯を折られたというインパクトがこの映画における最も重要なシーンであり、彼の物語を紡ぐうえで外せないのです。

 

歯を折られて演奏できない事の絶望と、そこから復活までの2年間が彼の演奏スタイルを大きく変えた・・・と言っても聴いてみないと分からないでしょうけど。

 

歯を折られるまでのチェットは、どちらかと言うとハードに吹くのが合っていて、ボーカルは嫌々やっていた感があります(実際はどうだったかは僕は知りませんが)。

 

しかし復帰後のチェットは、特にヨーロッパに渡ってからの録音の数々を聴いていると、ハード・バップよりなパフォーマンスよりも少人数の編成(ギター、ベースとのトリオ)などで多くの録音を残し、それがまた良いのです。

 

トランペットの音色も、中性的で囁くようなボーカルも。

 

僕が好きなチェットは歯を折られてから晩年にかけての年老いた(と言っても50代だからそうでもないはずなのだが・・・)チェットのパフォーマンスで、一時中古レコードショップを回ってアルバムを探し回っていました。

 

今はYouTubeに晩年の映像も、若かりし頃の映像も数多くアップロードされているので楽しいですよね。個人的にはアルバムを買って所有欲を満たしたいので、動画を見ることは、ほとんどしませんが・・・。

 

 

おっと話が逸れてきました。

歯を折られることはトランぺッターにとってはかなりの致命傷です。

にも関わらず、彼は復帰の道を選び、復帰を果たします。

 

復活に至るまでの物語を是非見たいと思っていますし、チェットに馴染みのない人にも見て欲しいなと思います。

 

・・・上映する映画館が少ないよね!!
公式ページはこちら→  http://borntobeblue.jp/index.html

 

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チェット・ベイカーの後期おススメ作品!

後期作品の中で、好きなモノは何枚もあるのですが、中でもスティープルチェイスに残したライブ3部作が個人的には好きです。

 

メンバーはチェット・ベイカー(tp)、Niels-Henning Orsted Pedersen(b)、Doug Raney(g)のトリオ編成で「SOMEDAY MY PRINCE WILL COME」「This Is Always」「Daybreak」の3作品をライブ録音してリリースしています。

ジャズのオモシロいところはやっぱりアドリブなわけで、ライブ録音が一番好きです。

SOMEDAY MY PRINCE WILL COME

161127-01

出典 https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51rVfTKYHUL.jpg
1.Gnid
2.Love vibration
3.Sad walk
4.Someday my prince will come
5.I’m old fashioned
6.In your own sweet way

This Is Always

161127-02

出典 https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71NlPfxHfdL._SL1400_.jpg
1.How Deep Is The Ocean
2.House Of Jade
3.Love For Sale
4.This is Always
5.Way To Go Out

Daybreak

161127-03

出典 https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81lWAU6Rz4L._SL1417_.jpg
1.For Minor’s Only
2.Daybreak
3.You Can’t Go Home Again
4.Broken Wing
5.Down

 

おわりに

チェット・ベイカーに出会っていなかったら僕はここまでジャズを好きになっていなかったはずです。

 

彼のどの演奏を最初に聴いたかは忘れてしまいましたが、レンタルショップに行って知らないトランペットを開拓しようと手に取ったのがチェットを知るきっかけになりました。

 

それからはチェット・ベイカーのアルバムを探すことが楽しくて楽しくて・・・。

 

もちろん中には外れもありましたが、それはそれです。ダメな演奏があるから良い演奏も引き立つわけ、って思えるのです。

 

 

エントリー冒頭に載せた2001年に発売されたジャズ批評のチェット・ベイカー特集はずっと捨てることなく何度も読み返しています。

 

ここに掲載されているディスコグラフィーはすでに古くて、発掘音源が数多く出ており、そういった未発表音源が出てきて僕たちを驚かせてくれるのも楽しいんですよね~!!

 

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